公開当時エヴァで有名になっていた、声優のみやむーが出てると周りで話題になっていた為、興味本位で視聴。
バイオレンスやスプラッターが特に苦手だった為、みやむーの説明の途中でビートたけしが反抗した生徒の首輪を起爆し、藤原竜也が血しぶきを浴びた時点で気分が悪くなりに封印した思い出がある。
タイトルやジャケットを見るたび気になってはいたが再び見るのに18年も費やしてしまった。
当時では読み解けなかった、中学生の危うさや心理描写が思いの外描かれている事に気がつき、理由がわかる分だけ気持ち悪さはなくなった。
生徒役のキャスト陣がまだそれほど名を知られていなかった時期の演技が見られるのも貴重。
社会的な背景との結びつけを最低限にしつつ制服姿で殺し合いしている所がシンプルで視覚的にも成功している。
灯台内のシーンがリアリティのとディティールを上げていると思う。
苦手ジャンルだったけれど18年経って、楽しめた映画でした。