彼女が夢から覚めるまでのmmmのレビュー・感想・評価

関根光才監督特集にて


カフェで働く聾者の女が客である吃音の絵描きに恋する話。
彼女はひとに触れると、その人の中に入ってしまうという。

これまた不思議な話。
舞台となるカフェも夜道も、絵描きのアトリエも薄暗く
光のバランスがとても印象的。

多重言語が自然に飛び交うのもいい。

菅原小春さんがお芝居するのを初めてみたが
やはり魅力的な方でした。
目力が強いのに優しい。

森山未來さんとのシーン、踊りで表現される感情が
なんとも新鮮でした。