喧嘩もしないが、先も見えない。
恋人2人の日常を中心に、
現実に翻弄される人々を等身大で描く、
常間地裕監督の繊細な群像劇。
なりたい者になったわけでもなく、
この先にしたいことも特にない彼氏。
やりたいことをしているが、
将来の不安が隠せない彼女。
20代後半の無意識に行き詰まった日常
が、
とてもリアルな空気感で描かれる。
手本とはほど遠い大人の姿も苦々しい。
主演のサトウヒロキ、瀬戸かほが好演。
何気ない会話がいくつも耳に残る名編。
本人チョイ役出演した羊文学の曲も最高。
監督の他の作品もチェックしていきたい。