boaaaaat

私ときどきレッサーパンダのboaaaaatのネタバレレビュー・内容・結末

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

なんとなく見損ねてたけどよく今年ベストに入ったりしてるので見たやつ。
なんかオタクの話だっけくらいの認識で見たら、前半の、13才の時絶対に親にされたくないことつるべうちで見ながら心がヒュ!!!となった。主人公の顔とか体型とか行動に思い当たる節ありすぎて、なんで知ってんの?私のことあの時見てた?って感じ。
とにかく見ててくらうダメージがすごくてまずそこがおもしろかった。

話の流れは現代の健全な成長の話って感じでちょっと教訓っぽいけど全然楽しい。最終的にレッサーパンダに象徴される自分の感情と共存していくのもいまっぽい。
かつての母親と並んで歩いたりして、母親を別の角度から捉えなおすとこととかすごい真っ当な成長の仕方。
あと母ちゃんのレッサーパンダが予想よりひくほど巨大なの、彼女が誰より本当は自分の感情を抑圧していたんだろう。親族が出産を1日我慢した自慢とかまじで聞いててうざってなる。
自分はかなりああいうのが苦手なタイプなのでハッピーエンドになるメイメイ偉すぎ…となった。どうかこれからもメイメイと友だちははちゃめちゃに楽しく過ごしてほしい。

推しとかボーイズグループとかファンフィクションとかの概念がピクサーの世界にもあるのが見ててなんか不思議で、ちゃんと地続きなんだなと思う。パンダも猫も毛並みが総じて凝ってた。そりゃモフモフしたくなる。


ひさびさにディズニー絡みのアニメ見たけど、作中の文字が無料のゴシックフォントみたいになってるのが健在でうけてしまった。だせ〜。
手紙の書き文字は日本語の書き文字っぽくしてて、努力はしてる感じあるけど妙に字がフォントみたいなのも笑える。
boaaaaat

boaaaaat