リアム

レッド・グラビティのリアムのレビュー・感想・評価

レッド・グラビティ(2020年製作の映画)
2.6
アルマゲドン的な感じかと思ったらぜんぜん違った。フランス発のSF映画。時は2050年、資源が枯渇し水すら干上がり砂漠だらけの荒廃した地球。そこに現れた「赤い月」。人類はそのエネルギーを利用するも、地球への衝突危機が迫っていた。それを阻止できるのは一人の男しかいない…。

フランスらしいと言えばそうなんだけど、「どう阻止するか」よりも心情や葛藤などに重点が置かれて描かれるので、とても詩的な雰囲気のある映画でした。ただ肝心の「赤い月」についての説明がほぼ無い上に回想シーンも多くいまいちわかりづらいのと、やはり派手なシーンが無い為観ていてややしんどい。

ただ映像表現や音楽はけっこう楽しめた。タイヤが無くちょっと浮いて走る車は浮いてる以外は見た目今と変わらず、赤い月へ向かうロケットは絵に描いたようないわゆる「ロケット」の外観など、ちょっと可愛いな〜と感じるビジュアルが素敵。更に「なぜここでこの音楽?(笑)」という独特の音楽センスがたまらない。

とは言え、やはり物足りなさは感じざるを得ないし、相変わらずこの手の映画の邦題(タイトル)のセンスがひどい。