ざきちゃんんん

イン・ザ・ベッドルームのざきちゃんんんのレビュー・感想・評価

イン・ザ・ベッドルーム(2001年製作の映画)
3.6
良作映画。
インディペンデントスピリット賞最優秀新人作品賞受賞。アンドレ・デュバスの短編小説"Killing"が着想。映画配給、ユニバーサル。

【あらすじ】ニューイングランド、メイン州の小さな町カムデンで開業医をしているマット・ファウラーと妻ルースのもとに夏休みを利用して一人息子フランクが帰ってくる。彼はバイトに励む傍ら、近所に住む年上の女性ナタリーと恋に落ちる。彼女は二児の母で暴力夫のリチャードとは現在別居中。しかし、リチャードは離婚に応じず、ナタリーの家にしばしばやって来ては暴力を振るっていた。ある日、フランクはナタリーの家で興奮したリチャードと遭遇、言い争いの末リチャードに拳銃で撃たれ命を落としてしまう。突然の悲劇に見舞われたマットとルースはどう対処すべきかわからず途方に暮れる。

【私見】人間の感情の中でも、虚無感や孤独感や悲哀といった側面に限定すると、非常に良く描かれている映画だと思います。人間は生きていかなければいけません。何の為に生きていくのか、これが定まらなければ生きていても生きている気がしないんだと思いました。じゃあ報復すれば良いのか?そんな単純な事では無いんですね