たけちゃん

13デイズのたけちゃんのレビュー・感想・評価

13デイズ(2000年製作の映画)
3.9
人間というのは、自分で判断するのをやめたら終わりだ!


ロジャー・ドナルドソン監督 2000年製作
主演ケビン・コスナー、ブルース・グリーンウッド


勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
今日、10月28日は1962年に「キューバ危機」が回避された日なんですよ。

1962年10月14日
アメリカの偵察機がキューバにソ連軍が核ミサイル配備の写真を撮影
10月16日ケネディ大統領にその知らせが届く
10月23日キューバの海上封鎖を宣言
10月26日デフコン2(準戦時体制)が発令される
10月27日米軍の偵察機U2が撃墜される。暗黒の土曜日
10月28日フルシチョフが核ミサイルの撤去を通達
その期間、わずか13日!


「キューバ危機」はよく知ってるけど、やっぱりこうして映画で観ると、臨場感が違うなぁ。

こんな突然始まったんだね。
政府関係者でさえ、えっ?って反応。
ケネディのシーンだけモノクロなのがいい( ˘ ˘ )ウンウン
実話アピールだよね(笑)


一応断っておきますが、この作品は実話に基づいていますが、全てが史実というわけではありません。
映画的なフィクションだと思って観てくださいね。
特に、国防総省が好戦的すぎる!と、クレームが来たらしいので( ¯−¯ )フッ
軍属はグイグイ大統領に迫りますもんね(>_<)
確かにこんなに戦争をしたがっているのかと思う。



この映画、主役は「JFK」でケネディ暗殺の真相を追う検事ジム・ギャリソンを演じたケビン・コスナーで、今作では大統領特別補佐官だったクリス・オドネルを演じています。

そして、ケネディの弟で司法長官のロバート・ケネディをスティーブン・カルプが熱演していました。このロバートもそっくりよね!

でも、映画を観て思ったのは、やはり主役はジョン・F・ケネディ大統領ですね。今作でケネディを演じたブルース・グリーンウッドが本当に良かった。ほんと、似てたなぁ。
本当に戦争の危機、間一髪だったんだと思いました。
今日、ここにこうしていられる幸せの有難みを感じましたね。考えさせられたいい作品でした!


そして、この1年後、1963年11月22日にケネディ大統領が暗殺されることになるとは……。