MountainDew

猿の惑星:創世記(ジェネシス)のMountainDewのレビュー・感想・評価

4.0
リブート三部作の何故かまだ今作だけ
抜けてたので再鑑賞。
確か当時は劇場公開を観てたと思う。
シーザーの物語をその時は知らずに
初めての印象だったのでとても衝撃を受けた気がした。ティムバートン版とは違う
オリジナルシリーズの猿の惑星・征服を
襲名したような現代ナイズされていたので
今作から改めてこのシリーズの魅力に魅入られた人も多いのでは?それぐらい
よく出来ていると思います。シーザーの
少しずつ人間世界から乖離していき
自己に目覚めるシーンは圧巻の演出で
ゾクゾクしました。オリジナルシリーズからあるあの台詞ですよ。知ってなくても
見入る作りになっていて安心です。
メッセージの一つである差別性は今作は
薄いですが淡々と猿に侵略されるされる
恐怖感がうまく描かれていてまた
アンディー・サーキス演じるシーザーが
哀愁漂うかつ人間臭い演技が特徴で
こっちの感情を揺さぶりにかけます
かと思えば感情が爆発する演技も目の迫力
やオーラが感じれて、ここら辺は流石ですよね。対する人類側ですがまさかのこっちはジェームズ・フランコといいパパ代表みたいなジョン・リスゴーなので愛情マックスなんですよオリジナルシリーズのような
最初からいがみ合っている2勢力構造が
今作は薄い気がします。まぁ一作目なので
まだ決定的な対立ではなくシーザー自身も
迷いがある感じなんでしょうけど、、
でも確実に新たな猿の惑星シリーズとして
確かな創世記を感じる作品なので
シリーズファンは勿論。今作から入ってみたいビギナーにもピッタリだと思います。
最近見ないけどジェームズ・フランコって
やっぱりいい役者だなと再確認。
そんな映画。
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