ハゲゾンビ

猿の惑星:創世記(ジェネシス)のハゲゾンビのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2011年アメリカ映画

hinakoさんとの猿🐵マラソン再始動❕
題して「猿の惑星・新世紀マラソン」(映画のタイトルそのまんまです💦)
hinakoさんゴール目指してまた一緒に走りましょう✌️😄

今作は旧シリーズの前日譚になっております。どうして地球は猿の惑星になってしまったのか?人類は何をやらかしたのか?原因は猿か人間か?
この辺りを明らかにしながらシリーズは進んで行きます。

【ではざっとストーリー】
人間がアルツハイマーの遺伝子治療薬を製造する過程で、チンパンジーに実験を繰り返しいた。そこから産まれた知能の高いチンパンジーのシーザーが、やがて猿たちをまとめあげて蜂起するまでの物語。前半はシーザーと人間との楽しい日々を、後半は虐待する人間に猿たちが戦いを起こすまでが描かれます。

【もうちょい詳しい内容】
●猿たちの生体実験
・チンパンジーを実験台にしてアルツハイマー遺伝子治療「ALZ112」の開発成功→猿の知能の脅威的発達→実験の影響で狂暴化→射殺→その子供シーザーも知能が発達
●シーザーと人間との楽しい日々
・射殺されたチンパンジーの子供をシーザーと名付け主人公ウィルは引き取る事に→シーザーもウィルに対して愛情を感じる
●シーザーの人間に対する不信の芽生え
・アルツハイマーのウィルの父親が絡んだ事件でシーザーは保護施設送りに→忙しさを理由に中々迎え来ないウィル→寂しがるシーザー
・様々の猿との出会い→人間に虐待されたゴリラのバック、サーカスにいた手話のできるモーリス→新薬「ALZ113」の実験台のコバ→人間に対する不信感や憎悪を抱く
●猿たちの反逆
・ウィルようやく迎えに→シーザーの拒絶→ウィルの家から「ALZ113」を盗み猿たちに投与→知能向上→施設から脱出し人間社会に侵攻→ゴールデンゲートブリッジで警官隊突破→ウィルとの最終的別れ「シーザー、うち、ここ」→そして猿たちは森の中へ

【全ては人間のせい】
●チンパンジ-や実の父親を使った新薬の実験をしたウィル。
●金にしか目がない新薬を開発するジェネシス社の社長。
●女や仕事に夢中でなかなか施設にシーザーを引き取りに来ないウィル。
純粋だったシーザーの心がだんだん傷ついていくだりはシーザーがとても可哀そう😭
思わずシーザーに思い切り感情移入しちゃいます👍

【エイプの脱走】
●施設からの脱走は閉ざされた世界から解放された世界への表現が上手く出来ていてクライマックスの展開として清々しい気持ちになります😊
●車の渋滞は「行き詰った人類」⇔それを飛び越える猿「新たなコミュニティの形成」→この対比も面白い

【シーザーのウィルと一緒に帰らない理由】
●人間とエイプと生きるべき道が違うことを悟った。
●反人間意識の強いコバらが人類との戦争起こすのを食い止め、彼らをまとめる必要からか❓

【今後の展開】
●シーザーだけは人間に愛された記憶がある→それが今後シーザーの強さになるのか?それとも弱点になるのか?→今後が楽しみ✌ 

製作費9000万ドルで興行収入は約48000万ドルでシリーズ最大のヒット!旧シリーズでだんだん予算を減らせれたのとは覚醒の感があります😊

いずれにしても今作のラストが猿たちの新たな社会形成の第一歩であり、同時にそれは人類にとって滅亡への一歩となるのか?
今後のシーザーの成長と人類の行方は次回作「猿の惑星・新世紀」へと繋がって行きます✨
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