高瀬とうや

シン・宇宙戦争の高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

シン・宇宙戦争(2021年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

研究所には二人の研究員、彼らに協力を申し出る軍人も2人。
あとはアリソンの夫と義理の娘、やられ役の軍人と一般人、ヘンリーと行動を共にする女二人。
ただの渋滞の映像とか、その辺から使いまわしたような映像多数。
実に省エネ。
しかし、研究者が必死に対策を探るのは好感が持てる。

元ネタの宇宙戦争をリブートしてるのか、ちらほらとどこかで見たようなシーンもある。
お約束なのか電磁パルスのせいで電子機器が使えないというおなじみの展開も。
宇宙人らの行動も「地球のオゾン層を破壊し、海を蒸発させ火星と同じ環境を作り出す」という設定の為にと思うと、まぁ納得がいく。
化学に詳しい人にしてみたらトンチキなのかもしれないけれど、一生懸命に攻略法を考えるのはいい。
いいのだけど、如何せん盛り上がりに欠ける。
何故シールドが解けるのかとかもちょっとわからなかったうえに、アリソンがトライポッドに対して細菌を噴霧した後に続々と倒れていくシーンもなかったので「いや、一番盛り上がる所を削ってどうするよ?」と思った。
予算があればもうちょっとマシな映画が出来たのかねえ?


【あらすじ】
火星から侵略目的でトライポッドが噴出された。
軍から加勢を求められた研究者のヘンリーとアリソン兄妹はそれぞれの得意分野を生かし、弱点を探ろうとする。
その間にどんどん破壊される街。
捕食される人間。
感染症を引き起こした人間を捕食した宇宙人が死亡したのを見たアリソンは「やつらは赤血球が人類の物と比べて多いが、その分白血球が異常に少ない」とレンサ球菌に弱いことを突き止める。
トライポッドをおびき寄せそれを乗っ取り、煙噴出装置を使い致死量の細菌をばらまきシールドを破ることを思いつく。
続々と残りのトライポッドがやってくるが、ヘンリーたちの功績によりシールドが解けたトライポッドにアメリカ空軍が攻撃を仕掛ける。
激しい戦闘の後、トライポッドを倒したヘンリー兄妹は喜び抱き合う。
アリソンは家族の元へと向かい、再会を果たす。
高瀬とうや

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