za

ブレードランナー ファイナル・カットのzaのレビュー・感想・評価

3.8
1982年に作られた2019年のロサンゼルス。
最高のクオリティと元祖サイバーパンクな世界観。全体的にめちゃくちゃ暗い(見た目も内容も)ので、大衆受けはしないであろう映画。時代性がよく表れている。

最初に公開された通常版が一般受けを考慮されてハッピーエンド化されたのに対し、ファイナル・カット版では監督の意図したように再編集されている他、デジタル処理によるクオリティ向上や細かい修正などがされている。
終わり方は、個人的には通常版よりこっちの方が好き。でも、だからこそこれの続編を作るというのは蛇足のような気がしなくもない。
za

za