相当前にソフトで観たきり、今回爆音上映で。古さを感じないのがスゴい。
エンタメでありながら、深いところをついてくる。
人間とは、レプリカントとは。全く同じように生活し、心がある、それならばなぜ区別する必要があるのか…など考え始めるとどんどん深みにハマっていく。
そもそもデッカートは人間なのかレプリカントなのかも、どっちの可能性も考えられるので自分でもずっと答えが出ない。
レプリカントの憂い悲しみのようなものを感じつつ見ていたら、あのレプリカントがルトガーハウアーだったと今更気づく。若き日のハリソンも良いが、雨に打たれ俯くルトガーの姿が焼き付く。美しすぎる。
後に原作を読んでみたら別物みたいに全然違う、聞いてはいたがそれでもビックリした。