8さん

ブレードランナー ファイナル・カットの8さんのレビュー・感想・評価

3.1

近未来のロサンゼルスを舞台に、殺人を犯した人造人間レプリカントを追跡する捜査官ブレードランナーの孤独な闘いを描いたSF作品。

人口過密と酸性雨で荒廃した近未来。そこでは強靭な肉体と高い知能を併せ持ち、外見からは人間と見分けのつかないレプリカント(人造人間)が、惑星における戦いと開発に備えて大量生産されていた。

そんな中、過酷なコロニーでの労働に耐えかねたレプリカント達が人間を殺害して逃亡を図る。彼らの捕獲を依頼されたブレードランナー(捜査官)のデッカードは、地球に潜入したレプリカントを追うのだったが…


『2020年…。レプリカントは人類に戦線布告した!』


作品の存在とあの愛するエイリアンを生んだ監督作は知ってましたが、特に作品に触れてみようという機会もないまま続編の2049が公開すると知り、観賞に至りました。酸性雨が降り注ぐ中人々が行き交い、色とりどりのネオンが映し出す街と散らばったゴミ、衛生的とは言い難い空間を抜けていく飛行船など、見た事ある様でないオリジナルな世界観のクオリティーの高さに、これが35年も前に作られた作品なのかと驚きましたね。

しかし、作品を観て感じたのは、まさかの合わないという結果に……
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