1982年公開のSF映画。
カルト的な人気と言われて一度は見てみたいと思っていた作品。
2019年が舞台になっているが、作品の中の2019年は環境破壊が進み、人類の多くは宇宙に移住し、地球は酸性雨が降りしきる陰鬱な世界。
人造人間レプリカントを追う捜査官『ブレードランナー』をハリソンフォードが演じている。
レプリカントと人間を見分けるためのテストや、自身がレプリカントであることを自覚していないレプリカントの存在など、独自の世界が作られている。
上映当時はストーリーの難解さ故にあまり興行収入は伸びなかったようだが、その後ビデオの普及により繰り返し見ることが可能になり人気が広がったと言われている。
ネットを探すと色々と作品の解釈について意見交換がされている。
斬新な世界観と視覚効果、解釈の余地を残した脚本、当時まだメジャーではなかったが魅力的な出演者たち、様々な要素がこの作品を魅力的なものにしているように感じられた。