ゆうちゃん

ブレードランナー ファイナル・カットのゆうちゃんのレビュー・感想・評価

3.0
なぜここまで評価されているのか理解できない。
映像美や演出、そしてサイバーパンクというジャンルのイメージをつくった先駆け、という点では評価できる。公開当時としては革新的な映像だったであろう。
けれど、それに対してストーリーは特に面白くない。スター・ウォーズを観ているような感じだった。スター・ウォーズ的な物語としてなら評価できるかもしれないが。つまり、SFで新鮮で男心がわくわくするという点で。。。

ストーリーも中途半端で、典型的な自我を持ったアンドロイドv人間のバチバチのバトルをやるわけでもなく、逆に調和するわけでもない。作者が何を描きたかったのかよくわからない。
レプリカントのゾーラの居場所を突き止める推理(蛇の模様のところ)もかなり短くガバガバでなにがしたいのかよくわからない。

映像美や、謎なところが多いぶん解釈の議論の幅が広がる、などの点で評価されすぎているような気がする。解釈するまでもない作品だと私は思うが、、、