磨

ブレードランナー ファイナル・カットの磨のレビュー・感想・評価

3.6
リバイバル上映!
BTTF IIで(現在より少し前の)未来に行くシーンを観た時に、同じような近未来を描いた映画があったはず‥。と思い出したのが本作、2年半前に公開された「2049」も観ていないので完全なる初見です。物語の舞台は2019年。相変わらず車は空飛んでます(笑)

近未来SFだけど、イメージにあるような明るい感じではなく、酸性雨が降り注ぐ混沌で暗然たるロサンゼルス。BGM含みかなりのノワール映画。人間ソックリに作られ、未開の惑星で奴隷のように扱われていた人造人間(レプリカント)の反乱と、それを処分する目的の捜査官(ブレードランナー)の戦いを描いた作品。この時点で善と悪の判断ができない。
難しく暗い内容で勧善懲悪とも言い難い作品なので、最初は評価も?だったけど、いろいろな考察とか調べたらなんだか興味が湧いてきた(笑)その辺を踏まえて自宅で鑑賞したら面白いです。「2049」も配信サービスで観れるけど、できれば劇場鑑賞したいところ‥。

新宿の歌舞伎町をモデルとした(都市の外観は香港との事)街並みの中繰り広げられるレプリカントとの戦闘シーンでもガヤで日本語が飛び交っています。
やたら日本強めじゃない?と思ったら、原作「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の作者フィリップ・K・ディックの第二次世界大戦で枢軸国側が勝利した世界が舞台の物語「高い城の男」がモチーフになっているのではないか?との事です。(現在アマプラでドラマ配信してます)

とは言え…
「2つで大丈夫ですよ〜」「任せてくださいよ〜」
“強力わかもと”等は良いとして
【°コ"ルフ】とはどう読むんだ(笑)
磨