タカヲ

最後の決闘裁判のタカヲのネタバレレビュー・内容・結末

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

05-F-07

結局は「男性社会からの解放」的なヤツにたどり着いちゃうわけね。決闘の行方なんて、さほど気にしてなかったけどさ…
三者三様の視点で描かれるのは面白い。が、その分尺が長くなるのが難点。ベンアフ演じる伯爵がこれまた嫌な奴で、物語をほどよく掻き乱してくれた。

新世界国際劇場(2022.01.16)
前回より楽しめたのは原作本のおかげかしら。あれだけ長く感じた2時間半があっという間。
ストーリーは把握の上なので、今回は各パートにおける差異を確認。強姦のシーン一つ取っても、ル・グリのパートとマルグリットのパートでは印象が異なる。前者ではマルグリットの振る舞いがやや大人しくなってるような気が。喚き声のあるなしってのも大きい。
また、マルグリットに想いを寄せるル・グリの姿に自分を重ねてしまい、嫌悪感が止まらない。ああいう男にはならないよう自戒も込めて…
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