Nana

最後の決闘裁判のNanaのレビュー・感想・評価

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)
3.5
リドリースコット監督の歴史映画。羅生門方式に登場人物がそれぞれの視点で、事件に至った経緯を語る。

あらすじ
ノルマンディーの騎士ジャンドカルージュは妻を友人のジャックルグリにレイプされ、決闘裁判を申し込む。決闘裁判とは判決を神に委ね、決闘に勝った方が正義となる。
事件や事件に至るまでの経緯を、カルージュ、ルグリ、カルージュの妻マルグリットそれぞれの記憶が語られる…

登場人物がクズばっかりでマルグリットがかわいそう過ぎる。
金髪が似合わないベン・アフレック、金も知性も無いのにプライドばかり高いマット・デイモン、才能に溺れて調子にのってるアダム・ドライバー…
当時の女性が置かれた厳しい立場に同情する。
家のために好きでもない男に嫁がされ、レイプを訴えたからって、家族や友人になぜか恨まれるし、夫が負けたら妻も火あぶりなんて(;´Д`)
どんな終わり方でも胸くそだと思うけど、ジョディカマーが強くて美しくて救われました。
最後の決闘シーンは怖くて、指の間からチラ見(((≫_≫)))
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