そんな終わり方なの?
という予想外なビターな味付けでした。
ダメ人間なジュジュ。
逃亡中の殺人犯を友人と匿うことに。自分の世話も出来ないくせに甲斐甲斐しく犯人のことをお世話する。
ジュジュはダメ人間だけど下町ではみんなから愛されてるキャラ。小汚いおじさんなのに可愛く見えてくる不思議。
結局全部優しさが彼を動かしていたんだろうな。
犯人の厚かましさにイライラしてたら、案の定なクズだったのにはなぜか安心した。
外で遊んでる子供たちを使って、犯行の一部始終を表現する手法が最高!
相変わらずセットなのに構図や陰影は見応えのある作品でした。途中までドタバタコメディだったのにほろ苦く着地。