うぐいす

犬と私の10の約束のうぐいすのレビュー・感想・評価

犬と私の10の約束(2008年製作の映画)
5.0
原作未読。
犬と共に暮らし、見送ったことのある人は、ストーリーがなくてもこの十戒を思うだけで胸が詰まるものだと思っています。

犬との暮らしという意味ではちょっとリアリティに欠ける部分も多くて気になったし、何にこだわったのかわかりませんが衣装とか美術が主張しすぎな感じがして個人的には残念。
ストーリーもセリフもそれぞれのトピックをつなぎ合わせました感で、割と薄めかなと残念。

でも、ころころまるまるの子犬時代から、飼い主だけを思って、最期にはただただ優しく賢く全てを悟ったような顔になっていくワンコの姿はちゃんとスクリーンに表れていて(多少の誇張は余計といえば余計ですが)愛しくて仕方ないですね、そしてどうしたって、自分とこのコのことを思ってしまいますもんね(泣)。

見どころは、そこの部分と、加瀬亮さん+ワンコ+Time After Time。これに尽きます。
散々、残念と言いましたが、それだけで私的★5つの価値はありました。
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