ふぁるこんりえ

犬と私の10の約束のふぁるこんりえのレビュー・感想・評価

犬と私の10の約束(2008年製作の映画)
5.0
当時は、まだ我が家には犬がおり、劇場で見た。
2008年の映画。
今から14年前。私は20歳でここちゃんは、9歳かな?

こんなに前なんだ。
この映画を見て、改めて自分が幼い頃に犬がいる環境で育ったことが良かったと大人になった自分が思った第一の感想でした。

私もなんだか寂しかった。
近所に年が近い子が居ず、今と同じであまり友だちも居ず、兄はいたけど、なんだか寂しかった。

家の目の前が公園で
楽しそうに遊んでいる同年代の子たちを窓から見ていて、
ここに犬がいればいいのに。と思ったことをよく覚えている。

親に何度もお願いし、
辿り着いたのは、ミニチュア・ダックスフントの女の子。
親の知り合いが犬猫病院の先生に頼んでくれていた。
その日は、習い事の書道がある日で、
もうわくわくしてた。
早く会いたくて集中してたなぁ。

病院に行ったら、ここちゃんは居て、震えていました。
家族内で、なんて名前がいいかアンケートをとって、この名前になった。
家に来たばかりは、まだ慣れない母を心配して、
小学校が終わったら、毎日走って家に帰ってたなぁ。


久しぶりに再度映画を見て、私は、
ここちゃんがいる時に戻って、
あの時色んな人に迷惑かけたりしたから、やり直したいと思った。
でも、それは無理で、
じゃあ、これから人に迷惑をかけないのは無理だから、人に少しでも不快な気持ちを与えない人になりたいと思った。
そうだ、わたしは犬みたいになりたいんだよ。
最近、なんかこころから離れた気がしたり、
日頃の色んな気持ちもあり、
久しぶりにいっぱい声がでるほど泣いてしまった。
大好きなはずなのに、
私はだいぶ都合が良かった、悪かった。
何回も当たってしまったこともあり、
面倒臭い私に、いつまでも付き合ってくれて、ありがとう。

ちょうど思春期のころ、
良く悩んでおり、体育座りして泣いていたら、
ここちゃんが、足の隙間から顔を入れ、
泣いてる私の顔を舐めてくれ、
そのあと吠えてくれたり、
思い出がいっぱい。

この思い出をいつまでも心にとっておきますよ。

あ!ピエール瀧が出てきて、面白かった。
私も旭山動物園行きたいなぁ。
出演者のみなさんもよかったし、
なっちゃんはかわいいし、加瀬亮はかっこよかった。
布施明さんの歌唱力は流石だった。
そして、とよえつさんも素敵だった。
でも、一番はソックス🦮