えな

LAMB/ラムのえなのレビュー・感想・評価

LAMB/ラム(2021年製作の映画)
4.2
そりゃ、そうなるよね・・・。
途中で母親の名前がマリアだと知った。子を取り返そうとする産みの母に吠えるあの顔!獣だった。その後も、、敬虔さがなさすぎな気が…。
わたしは羊の子が可愛いと思えなかった。禍々しすぎる。もともと草食動物の顔が苦手だからかも。弟が来た朝の食卓のシーン、思わず「は?」って声出してしまった。面白かった〜。
話題の割に先に観たひとらの評判はいまいちで、モヤモヤすると聞いてたから解明を期待せずに観られたのがよかったのかも。さいごちょっとスカッとした。
大地も空も芋についてる泥までもがうつくしくて好きな作品だった。乾いた草がおいしそう。EDはヘンデルのナウシカに似た有名な曲。最後までよかった。
主演のノオミラパスさんをやっぱり好きになれない。何度も何度も観てるのに、心が寄り添えない。けれど北欧映画が好きなのでこれからも面白そうなのは観る。アイスランドの小説も読みたい。
えな

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