羊から産まれた奇妙な何か。
人間と羊による皮肉めいた作品
アイスランドで過ごす夫婦
犬、猫、羊など動物を飼育する。
大自然に囲まれた他には人のいないその土地で
ある日羊から羊ではない【何か】が産まれる。
個人的に良いか悪いか決めれず、
でも悪くはないと思いました。
理解できないわけではないけど、
ただ単純に刺さらなかった。
好みですね。
なんで羊をテーマにしたんやろって思ってたんですけど、
羊がキリスト教の象徴やから？っぽいですね。
羊飼いっていますけど、
なんかそれが良いスパイスになってましたね。
普通に羊の出産シーン映してるけど
すごい難しいんじゃないかな。
あの役者さんたちは
本当に役者さん？
いつもあそこで羊たちと過ごしてる人みたいでした。
アダを受け入れた瞬間から、
あ、この人たち多分
子どもができなくて悩んだんやろな。って思ってたら、
案の定その類でしたね。
深い愛は歪みを作り、
その歪みはいろんなものを呑み込む。
アダの親を殺すシーンも
あれが人間なら、
そうはしなかったはず。
でも動物は何もできないから、
やりたいようにできる。
行き過ぎた歪んだ愛だ。
最後は、
やっぱりそうなるか。
でなけりゃいろんなところに蒔いた種が
回収されないからね。と思った。
なんとも言えない奥さんの表情
僕は叫んでいるように見えた。
神が授けし物に手を出してはいけない。
全てを失う。
ということが言いたかったのだろうか。
