都会に生きる女性4人が、生き方や価値観を見直していく群像劇。
登場人物がもれなく精神的に幼い。
未熟だから、コミュニケーションが下手で自分の意思もろくに伝えられなかったり、変に他人の価値観に囚われたりして、自分で厄介ごとを引き寄せているんだと思う。最後は多少気付いたみたいで何より！
タイトルからして、結婚観に主題があるような気がするが、それはノイズで、精神的な自立が真のテーマ。
この人たち「幸せ」とか、考えすぎ。
最近も同年代と話していて思ったことだが、多様な生き方が叫ばれ、逆に「自分らしい生き方」とか「本当にやりたいこと」の呪縛を刷り込まれてる人が多いなぁと。時代の変化に伴って刷り込みの内容が変容しただけで、女性は結婚して子供を産むもの〜的な伝統的な刷り込みと大差ない気もする。
演技、キャラクター、ストーリーなど全体的にTVドラマのような薄い感じがあり、リアリティがなかった。
だからこそ、育児放棄のモラ夫くん、話の通じないモラ彼氏くん達がもれなく地雷を踏んでいってくれるのを大喜利として楽しめたとも言える。
主人公の親戚のフラフラ歩き回ってるオッサンを見習いたい。
