ベタに言うなら、この映画なめるな!!
しんちゃん映画といったら、これを観ずにはいられないということで。
これも小さい頃ヤキニクロードとセットで繰り返し観てた。でもやっぱりあの頃とは感じ方がちがう。
しんちゃんだからできた映画だなとつくづく思う。
冒頭、しんちゃん映画だと言うのに、子供の観客を圧倒的に置き去りにするシビアさ。え?誰向け?と。しかも大人しか笑えなくね?と。
実写にしても良い映画が作れそうに思える。でもそうじゃない、しんちゃんだからこの温かさが出せると、多分みんな思うんじゃないかな。
ちゃんとめちゃくちゃで、相変わらず春日部防衛隊の判断力には目を見張るものがあって笑。
なかなか描かれないヒロシのリアルを観て、自分の父の見えない部分を見た気がして、家族愛をより深く実感して。昭和に思い入れはなくても、懐かしさを覚えて感動して。
ほんとに不思議な映画だ。
p.s.欲を言えば二時間超えてもいいから、もっと最強に仕上げてほしかった。