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スープとイデオロギーのkarintouのレビュー・感想・評価

スープとイデオロギー(2021年製作の映画)
5.0
オモニのいろんな姿に、涙をこらえられなかった。おばあちゃんとママに会いたくなった。そして、済州島のことも、韓国のリゾート地としてしか知らなかった自分を恥ずかしく思った。きちんと調べて、それでも全部は絶対に知りきれないけれど、少しでも知らなければと思った。
悲しいことは、忘れた方がいいのかもね、つらいから、というような監督自身のセリフが、切なすぎて、でもそうかもしれない、と言葉にできない思いが胸に突き刺さった。
こんなふうに家族の姿をカメラに残せるってすごい。家族も、監督も。
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