このレビューはネタバレを含みます
小野花梨さんの芝居とてもよかったです。
自らに呪いをかけてそれを解けなくなったような主人公。冒頭の先生と父親の会話から、友人に罵倒されてストリート自己啓発セミナー?で修正されて、とりかえしのつかない巨大ブーメランが帰ってくるまでいちいち不快なんですよ。そう思わせた送り手側はしてやったりでしょう。
でも住所まで割れて家族が簡単に立ち直れるはずないし、保育園で仲間外れになってしまった妹を助けたいプランと行動がうまくいったかわからないんだよなぁ、見落としたかなぁ。妹と他園児が手をつないで逃げてる描写でもあると観てるこっちは救われるんやけど。モヤモヤしたまま観終わった。そこまで計算ずくなら拍手だけど。