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死にゆく者への祈りのdudeのレビュー・感想・評価

死にゆく者への祈り(1987年製作の映画)
4.0
殺しが嫌になった元テロリストと葬儀屋のギャング、過去の罪を抱えた神父、盲目の娘。そんなこれでもかというほど辛気臭い面子が繰り広げる物語だが美術やロケーションが良いからか、閉塞感よりは開放感や荘厳な雰囲気が勝っていた。
贖罪をめぐる宗教色の強い物語である一方、ウェットになりすぎずハードボイルドに突き放してくれるバランスも好み。
地味ながら印象に残る場面も多い。個人的には『トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン』みたいだ!と思う場面に興奮。

マーティン・マクドナー監督の『ヒットマンズ・レクイエム』はこの作品にかなり似ている気がする。ラストはもう一つの解釈を提示したような感じ。