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映画 真・三國無双のmatchypotterのレビュー・感想・評価

映画 真・三國無双(2021年製作の映画)
3.6
すごい。
コーエイテクモのゲーム『三國無双』を実写でここまで再現するのはすごい。

槍が炎や雷を纏い、大挙に押し寄せる歩兵の軍勢をバサバサと切り捨たり、波動で浮かせて空中で切り倒す。

まさにゲームでスカッとする瞬間の再現性が高くて、気持ちよかった。
しかも合戦のシーンはゲーム同様にアップテンポの音楽が使われてて、中国史劇の枠を超えて、細部にまで完全にゲームに寄せようとしている試みに感服。

三國志になる手前の話。
董卓が黄巾軍を討伐。それに与した劉備、関羽、張飛の桃源の盃を交わした三人の義兄弟。

董卓の圧政を嘆き、暗殺を企てるも未遂に終わり捕まるも処刑を免れて逃げおおせる曹操。

そこから虎牢関の戦い。董卓軍vs袁紹連合軍。
董卓軍側に呂布。
袁紹軍側に劉備、関羽、張飛、曹操、馬騰、など三國志の盟友達が名を連ねる。

この三國志の序章部分を本当にゲームに寄せて作り込む。
若干、曹操が逃げおおせて蜂起するまでがやや長いが、段々と戦、いや、バトルがメインでその間のドラマはゲームのCGドラマみたいなノリに感じてきてよりファンタジー感を彷彿とさせる。

しかも、歴史や大義もあるが、武器に焦点を当てているところもそれっぽい。

呂布の槍、曹操の剣、劉備の剣、関羽の槍、張飛の槍。
これらは天下を統べる最強の無双が手にできると言われ、謎の后から手渡される。

これらの武器に宿す力と力のぶつかり合い。
しかもこの武器は血を浴びれば浴びるほど強くなる、、、って、まさに“経験値”と“レベル”の概念。

この要素を加えて、クライマックスの呂布と桃源の三義兄弟のバトルは見もの。
男の子だったら盛り上がらないわけないと言わんばかりのCGアクション、剣槍バトル。

炎、雷、水、土。
属性系のゲームの定番要素を纏わせ、派手に動いて戦う様はテンション上がる。

話の方は三國志の冒頭だけに留めたので、そこまで時代は動かないが、これは是非、三國志に突入してからのクライマックスまで、ちょこちょこ続編作って欲しい。

さらに色々洗練されてクオリティが上がりそうだから観てみたい。
そして、久しぶりにゲームの方でバッタバッタと歩兵達を薙ぎ倒したい。