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笑いのカイブツのののネタバレレビュー・内容・結末

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

漫才指導の令和ロマンが好きだったので鑑賞
主人公の演技がスゴすぎる。演技であの立ち方歩き方泣き方ができてしまう、役者ってスゴすぎる仕事
また、ベーコンズのお二人…オードリーに声がめちゃくちゃ似ていて、一瞬本物かと思った

社会性の薄い主人公の行動に共感できるようになっている
主人公の周りの人も良い人が多く、良かった……ただ、ミカコが彼氏の話をしだすところはめちゃくちゃキツイ……声色が以前と全然違って、主人公に興味ないのがわかる

ワンマンライブで主人公が書いたネタを演っているシーン、漫才が漫才として面白かったのに笑いながら泣いていた

ラストの壁を壊すシーン、壊してみたら恐れていた壁の一寸先は、現状と大して変わらないしくだらないというのが希望であり絶望だった。一見何かが好転したように思えるが、よく考えると、振り出しに戻り主人公の気分が生まれ変わったというだけ……狂気

才能はそれ単体では役に立たなくて、才能を使う才能が必要なんだな……
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