ピートロ

笑いのカイブツのピートロのレビュー・感想・評価

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)
3.8
ツチヤタカユキの自伝小説が原作。
笑いに取り憑かれた修羅の不器用な生き様。
『着信御礼!ケータイ大喜利』は懐かしかった。ぼくも送ったことはあったが採用されたことはなかった(弟は一度読まれたんだよなあ)。
途中に何度か挿入される大喜利文がつまらないのがちょっとつらい。
居酒屋での「正しい世界で正しく生きたい」(※うろ覚え、意訳)という慟哭には、共感と苛立ち半分の不思議な気持ちに。
ぼくは「その場に合わせる人」なので「そこでしか生きられない人」にどうしようもなく惹かれる。なりたくはないけど。