para

1941 モスクワ攻防戦80年目の真実のparaのレビュー・感想・評価

3.9
1941年 ナチスのモスクワ侵攻と防衛するソ連。
苦戦するソ連は兵力不足を補うために、将来を嘱望されたエリート兵の卵であるポドリスク兵学校士官候補生をやむなく前線に送ることとし、、、、

史実に基づく作品。

戦車を含む武器や装備は一部当時の本物を使用したとのこと。(ドイツのはティーガーかな?)
ソ連側は戦車部隊(T-34もちらっと)ではなく、兵学校ということで移動式砲台がメイン。

恋愛話も盛り込みながらの群像劇で、戦場は臨場感溢れる迫力のある画。
当時の航空写真から村や道路、橋、川を再現。
ポドリスク兵学校の捨て身の活躍はモスクワを守っただけでなく、戦況を一転させたこともあり、偉業とされているそうだ。とはいえ、甚大な犠牲の上の偉業を考えると…
どこの国の戦争も戦地で犠牲になるのは若者で、お国のために挺身する姿は胸が痛む。
ポドリスク兵学校の学生達への鎮魂と追悼を込めた作品。
(ソビエトプロパガンダも含む)

エンドロールの音楽がとても素晴らしかった。
T-34のような楽しいエンタメではありませんが、見応えあり。