ちゃわん

1941 モスクワ攻防戦80年目の真実のちゃわんのレビュー・感想・評価

3.8
ロシア産の作品
凄まじい戦争映画でした!

ソ連軍バンザイの国策映画に近い作品なので、ロシア軍が協力しているのか、戦闘シーンの迫力は凄まじく、実際の武器や戦車がけっこう使用されている感じでした。
戦車大好きのミリヲタであれば、戦闘シーンだけでご飯3杯イケます。
ロシアの広大な大地に、塹壕や当時の民家まで完全再現して、実際の車両や火薬を使い、それをドローンで撮ってるので、まさに当時の実戦を観ているような迫力でした。
個人的には、1917を超えるクオリティ(CGはあちらの方がスゴいけど、こちら実際の車両を多数使って撮影してる)でした。

看護兵として、女性が前線に動員されていた事実も描いていて(ロシアの女優さんはおキレイです)、女性が前線で戦死するシーンもあり、さすがロシアの作品だと思いました。

今回、びっくりしたのが、字幕のクオリティ!字幕の中に当たり前に「駐鋤」というワード(野砲の後ろにある滑り止めの鋤)が登場するので、かなり軍事に詳しい人が監修しているのかなーと思いました。

上映館はあまり多くないですが、ミリヲタなら見た後に感想を3時間語れると思います!
ミリヲタや小林源文好きは、必見の作品です!!
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