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1941 モスクワ攻防戦80年目の真実のNAOKIのレビュー・感想・評価

3.6
朝から戦争のニュースは見たくねえよな…

ロシアの軍事侵攻を受けて数時間で陥落するんじゃないかと言われていたウクライナ首都キエフ…

今日で1週間持ち堪えている。
軍事施設しか攻撃しないというロシアの嘘のもと子供を含めた民間人の死傷者が日に日に増えていく!

おいおい何とかならないのか?
今の時代こんなこと許されるのか?

しかしウクライナを救うために手を出したらそれは第三次世界大戦になってしまうかもしれない、核戦争を引き起こすかもしれない…だからどこの国も容易に手を出せないのだ。
それをわかっていてでっち上げの大義名分を掲げてウクライナを攻め続けるプーチン…
卑劣だ!頭がおかしくなってしまったのか?

ウクライナが最後まで抵抗して全土が焼け野原になり抵抗するものが皆殺しになってロシアが勝利したとしてもその後のロシアは世界から孤立して酷いことになるぞ、プーチンは失脚するだろう…勝者なきこの戦争は一刻も早く止めるべきだ!

なんとももどかしい…ゴルゴ13が実在すればすぐ終わる戦争ではないのか?

今日から始まる北京パラリンピックはロシアとベラルーシの選手の参加を拒否しました。
彼らは関係ないだろうと思うけど一方的に悪いのはロシアなのでしょうがないのかな?

こうなるとなんか「ロシア映画」さえ観たくなくなるから不思議だ。パラリンピックの選手たちと同様映画にはなんの罪もないはず…
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い…とはこのことですね。

ニュースでウクライナの惨状を見るにつけ強烈によみがえってきた一本のロシア映画があります。

「1941 モスクワ攻防戦80年目の真実」

これは先月ロシアのウクライナ侵攻の兆しの前にTSUTAYAでレンタルして観た映画…

実話を元にした映画で第二次世界大戦…モスクワへ侵攻するナチスドイツ軍を食い止めるため士官候補生の学生たちが前線へ投入される。
彼らが見る地獄…

ナチスからモスクワを守った英雄譚としての側面が強いのかと思いきや重苦しく理不尽に命を失う若者たちの物語…友情や恋愛、純粋な愛国心は戦争という暴力に押し潰されていく。

そうこれはロシアが作った「反戦映画」だったのです。長い本編を見終わると戦争の虚しさだけが残る映画でした。

プーチンはこの映画を観たのだろうか?
是非観るべきだ…そうすれば否応なくこう悟るだろう。

この映画の主役…命をかけてモスクワを守ったロシアの若者たちは見事に現在のウクライナの人々にシンクロする!
そしてウクライナに侵攻するロシア軍はナチス…そしてプーチン、あんたはまさに現代に蘇った時代錯誤のヒットラーだということを…

STOP THE WAR!
お願い!
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