パケ猫パケたん

女神の継承のパケ猫パケたんのレビュー・感想・評価

女神の継承(2021年製作の映画)
4.6
【ミンたん👩✨が好きかも💕🐱】


🇹🇭タイのホラー 怖く😱、かつ、充実🙃🐶していた

大手シネコン📽️に、タイ映画がかかるのも珍しい🎵

脚本・監督は、『心霊写真』(2004 鑑賞済)のバンジョン・ピサンタナクーン

原案・プロデュースは、『チェイサー』(2008)、『哭声/コクソン』(2016)の🇰🇷ナ・ホンジン。『哭声/コクソン』の祈祷士・イルグァンの生い立ちを描いてみたいと思い、タイのバンジョン・ピサンタナクーンに脚本・監督を依頼した。

結果、土着性に溢れた、得体も知れぬ傑作ホラーと成っていた。(タイの監督、アピチャッポン・ウィーラセタクンの『MEMORIA メモリア』(2021)を今年観て、衝撃を受けたけれど、一体なんなのだろう。確かにタイには土着の精霊みたいなもの、特別な濃密な空間のような感じがする。また、タイ映画の充実と、ポテンシャルが凄い。)


『女神の継承』(2021)

タイに古来から伝わる「ピィー」伝承が元となる。「ピィー」とは、タイの精霊たちの事。ピィーは、日本の八百万(やおよろず)の神と似ており、モノや山、動物や石ころひとつひとつに宿る、神々。アジア的であり、タイという熱帯雨林に宿る精霊なので、濃密な感じもする。因みに、マンガ家の水木しげるも、彼の作品の中で、木彫りの「ピィー」を執拗に描いていた記憶がある。

「ピィー」のひとつである、女神バヤン信仰を軸に、このホラー映画🧟‍♂️は綴られる

映画の演出は秀でていた。フェイク・ドキュメンタリー(モキュメンタリー)タッチで手際よく説明して行く。ある時はPOVの一人称カメラ、或いは強調する表現として固定カメラ、さらに、監視カメラ、赤外線カメラ、明るいパレードの描写など、様々な撮影が試みられているが、変化がスムーズで、巧みである。

女神バヤンは如何に継承されるのか❓

女神バヤンの女祈祷士、ニムをサワニー・ウトーンマ、ニムの姉ノイをシラニ・ヤンキッティカン、ノイの娘ミンを
ナルリア・グルモンコルペチたん👩✨が演じている。

この配役が上手い。サワニー・ウトーンマは、鼻が低くて如何にも現地のおばちゃんタイプである。ナルニア・グルモンコルペチたん👩✨は、スレンダーボディの美女🎵(モデルさんみたいな美形、タイにも美人多そう✨)。そして、シラニ・ヤンキッティカンは、二人の中間みたいな顔立ちで、体型はスレンダーで白い熟女。

だから、別嬪さんはナリルヤたん👩✨一人なので、自然と観客は、ミン👩✨に注目する。彼女の味方をして、彼女目線のドラマとなる。エレクティカル・パレードみたいな場面のミン👩✨の美しい事❗

そのモデリーな👩✨(⬅️こんな言葉ある❓)ミンに、ノイズが入って、何だか狂暴に成って来て、急によその子供👧を叩いたり、夜間、職場の監視カメラではなんと、エチエチ💕したりして、エチいけどヤバいよね~、と前代未聞の感情にされるオイラ🐱観客たち。

さてさて、ミンちゃんがどす黒く成って来て、血汐がキャリー、眼光エクソシスト、🛐ここから手を変え品を変えの、怒涛の展開🐶🧟‍♂️となるので、映画館📽️で見届けて下さいませ🎵🐣😹😹


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パンフレットにも書いていない、オイラ🐱が嬉しかった事

後半、中年男🧔の祈祷士が登場

西田敏行或いは、サイババみたいな風貌で、どこかで見た事があるな~って思っていたよ、オイラ🐱

後で、検索🔍したら、🇹🇭ブンソン・ナークプー監督さんじゃん👀‼️、確か2019年の、「福岡国際映画祭」の舞台挨拶でお見かけしたよ~ @キャナルシティ博多 質素な身なりながらも柔和で、暖かい人柄を感じたよなぁ。
映画の役者としても、活躍しているとおっしゃっていたが、まさか、この映画で
再見出来るとは🐱🎵

流石、なかなか味のある役者さんだな~
お元気でしたか🐱 嬉しいわ~マジ😉

そして、その時の映画📽️は、🇹🇭『カンペーン』(2018)という、貧しい自主映画の監督の自伝的映画でしたが、これは傑作でした。

ここ、フィルマで、絵文字も入れていないウブな、下積み時代のパケたん🌈🐱が、『カンペーン』の熱烈レビュー✏️❣️しているので、検索🔍して読んで下さいませ。(いいね❗がゼロだった時代だよ😿)


【後で、少し推敲します】

無いものもあるハズだから、全部が精霊とする、宗教観が一番怖いかも、その時は盲信だからね😹

あと、精霊の設定が斬新で、薄ら寒く怖い 
((゚□゚;))⬅️鬼太郎

👶泣き声ずるいよ😹


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