AyakaKobayashi

硫黄島からの手紙のAyakaKobayashiのレビュー・感想・評価

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)
3.9
高校生の頃はグロさがダメで途中までしか見れなかったけど、大人になって再鑑賞。

父親たちの星条旗を見た後に見たこともあり、同じ戦いをいろんな視点で見れました。

同じ戦場にいても、背景は人それぞれ、主義や考えもそれぞれ。
自決の美学は、時代の中では分かるけど、恐ろしい…。
家族を思い、生き延びようとする人だっているさ。けど、それもなかなか叶えられない戦場。

ただ、戦いを強調したり、感動を煽る話の作りじゃなくて、考えること、感じることの多い映画だった。

ニノの演技が、普通の男の子の役を、役になりきって素で演じてる感じがして、すごくよかった。
渡辺謙は言わずもがな。