こうき

硫黄島からの手紙のこうきのレビュー・感想・評価

硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)
3.7
「父親たちの星条旗」とセットで鑑賞。
こっちは日本視点。

渡辺謙演じる栗林の指揮官としての素晴らしさには尊敬というかそんなような感情を抱くけど、でもそもそも戦争自体にとらわれてしまっているのが残念だ。
国の情勢と彼に課せられた使命が、そうさせてしまっているのだろうけど。

そして一番つらいというか考えさせられたのは、サムの持つ手紙のシーン。
国同士争っているのに、実際の戦場で向き合っている兵士たちはどちらも同じく帰るべき場所を持っている。
ほんとうに、なんで争わなきゃいけないんだと苦しくなった。
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