傑作。
人間の矛盾と不条理と、尊厳と、何十年後に掘り起こされた届かなかった手紙に、その言葉に、涙する。
アメリカ人であるクリント・イーストウッド監督が、何故、この全編日本語の、硫黄島における激戦…
日本人だからだろうか。「父親たちの星条旗」と対となるこの作品の方がやはり心にずしんと残る。硫黄島の空は薄暗い。黒い砂が舞い上がっているからだろうか。砂にまみれて塹壕を掘る青年兵、西郷扮する二宮和成の…
>>続きを読む2021.3.2(2回目)
日本もアメリカも、兵士は祖国とそこに生きる大事な人のために戦い、身を案じ、同じなんだというフェアな姿勢で撮影されているように感じた。『父親たちの星条旗』と合わせて観たい…
「父親たちの星条旗」を先に観たから1つの手紙から何か繋がっていくんかと勝手に思ってたら違うかった。
アメリカからの母親の手紙とか人間は愛する人に対する想いは同じやのに、戦争という状況下では殺し合いし…
先日とあるネット番組で、硫黄島で3月24日19回目の日米合同慰霊祭が行われたこと、米軍兵士の遺骨は全て本国へ帰国し埋葬されているが、日本軍兵士の遺骨についてはまだ1万人以上も硫黄島に残されたままであ…
>>続きを読む歴史の事実があって、語られていないような次元の個人の間全てにも歴史があって、軌跡があって、そこには映画みたいな浮き沈みよりももっと重たい真実があって、たまたまその時代に生まれたがために、たまたまその…
>>続きを読む我々がこの島を守る1日には意味があるんです!
クリント・イーストウッド監督 2006年製作
主演 二宮和也、渡辺謙
勝手にお知らせシリーズ「今日は何の日」
3月26日は太平洋戦争末期、「硫…
父親たちの星条旗が本国に帰ったものの悲劇だとしたら、硫黄島からの手紙は本国になにがあっても決して帰してもらえない悲劇
上官に殺されたもの、玉砕と自決したものの多さよ。
負ける想定はしてなかったのか…
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