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なんと言ったら良いか。言葉が出ません。
なぜ、私なんだろう。なんで今なんだろう。そうセリフがあったように、私にもそう思う時があった。共感とか同情ではなくて、なんだか背中を押してもらいました。
奇跡よ起これ!何度もそう願って、彼女の10年をしっかり見届けることができた。
余命ものではあるので重めですが、それだけではなく、誰かに寄り添いたいと思える温かい映画です。一年かけて撮影を行った証として、桜、海、紅葉、雪、四季を映す映像美とその世界で生きる人たちが成長していくと共に、1年以上かけて撮影したかのような時の過ぎ方を感じた。
未来がない茉莉の目には周りはどのように映っていたのか。それは茉莉にしかわからない。もし自分だったらこんなに勇気を持てない。茉莉は間違っていない。愛情を持って、愛情を受け取って、紛れもなくここで生きた10年。なににも変え難いもの。
タオル必須。見るまま。感じるままに見てほしいです。
本作の公式アンバサダーを務めるにあたって、より多くの人へこの作品を届けるために、なによりも本作への愛情を持って、この作品に生きる人たちと届けたい。精一杯届けます。