予告を以前見た時から少し気になっていた作品でした。実話を元にした作品で、原作もあるのですが、そちらは未読での鑑賞でした。
数万人に一人という不治の病で余命が10年と宣告された茉莉。生きることに迷い、自分の居場所を見失っていた和人。二人は同窓会で再開し、互いに惹かれあっていく。しかし、思い出の数が増えるたびに失われていく残された時間。二人が最後に選んだ道とは…
俳優陣の演技は小松菜奈をはじめ、めちゃくちゃ良かったのですが、物語の展開が王道で御涙頂戴感をすごく感じてしまって自分にはあまりハマりませんでした。
おそらく原作では、もっと細かな感情表現や繊細なやり取りができていたんだろうなと思うシーンもやはり実写になると見ている人にわかりやすく伝える必要があるのでどうしてもそれが個人的にはわざとらしい演出に見えてしまったんだろうなと思います。
