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ドーナツキングのregencyのレビュー・感想・評価

ドーナツキング(2020年製作の映画)
4.5
何故リドリー・スコットが製作総指揮を務めているのか、最初は不思議に思ったが、難民から大富豪となり、そこから転落していくテッドの人生は、『ゲティ家の身代金』や最新作の『ハウス・オブ・グッチ』にも通じるように、リドリーの大好物なテーマだからだろう。また、難民から富豪となったテッドは、『エクソダス:神と王』(2015)での奴隷から民の指導者となるモーゼとも重なるし。
“暴君王”ポル・ポトが生んだカンボジア難民を、元カンボジア難民の“ドーナツ王”テッド・ノイが救う。本作はアメリカのドーナツ史でありながら、知られざるカンボジア史だ。
とにかくアメリカのドーナツビジネスには驚かされる。斬新かつ奇抜なアイデアで生存競争をするドーナツ業者の現状も知れて面白い。一方で、いかにアメリカ人の肥満率が深刻なのかも理解できたけど。

より詳細なレビューは↓
https://cinemarche.net/column/dakara65/
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