ドラマ編では『責任の象徴』を『引継ぎ』
映画編では『ヒーロー像』を『引き継がない』
たびたびアヴェンジャーズと対立している因縁の大統領。
その大統領から『アヴェンジャーズを復活させないか?』と主人公に持ち掛けられた。
ちぐはぐな関係・ちぐはぐな立ち位置、そして国際情勢…各々の思惑が
『まっすぐなキャプテンアメリカに突き刺さる』
から始まる本作。
ドラマ編で『責任の象徴』である盾を受け継いだ主人公は、キャプテンアメリカであることを決心するわけなんですが、その決心を揺るがす大統領が現れます。
このことが引き金となり責任の象徴と自分の能力との乖離で疑いを持ち始めるところが見どころ。
戦闘規模やその敵対関係の構図が入り乱れる本作は、少し猥雑に感じる部分もあるかもしれません。
しかしながら、キャプテンアメリカというキャラクターの存在をしっかり定義しようとしている作品だと捉えると非常に味のある落としどころのある映画だったかと思います。
キャプテンアメリカリスタート!
そう思わせてくれる本作、ご鑑賞してみてはいかがでしょうか。
※戦闘規模も割と大きく、ファルコンとしてのアクションも豊富なので娯楽映画としても楽しめますよ!