佐藤泰志の同名小説が原作です。
両側を海に挟まれた砂洲の街「海炭市」が舞台。
佐藤泰志の生まれ故郷の函館がモデルの街になります。
今作では、北海道の中都市で生きる名もなき人たちの小さな物語が綴られていました。
今作もロケ地は函館です。
薄汚れた雪の道、鈍色の海と空、しおれたような街並がまさに佐藤泰志の世界なんですよね〜
その世界に生きる人々は、くすんだ表情をしてます(※個人の感想)。
一様に不安や孤独を抱え、夢と現実の間でもがく人達です。
淡々と時にドラマチックに生きていく人間の姿が映し出されてました。
今作公開時、函館市に勤務していたので、この感覚は沁みたなぁ。
映画的カタルシスない作品ですけれど、Filmarksの評価が意外に高くて、うれしい。
谷村美月、小林薫、加瀬亮、竹原ピストル、山中崇ら出演。
良い人なのか小悪人なのか、いつもわからない山中崇と加瀬亮の演技が特にすばらしかったです。