海炭市叙景に投稿された感想・評価 - 29ページ目

映像がビックリするほど美しいわけではないのだけど奇跡のように思えてくる。つまり自分が普段見ている日常の風景も尊いと思えるような。

暗い、重い、灰色

諦め、焦燥感、閉塞感、ため息

竹原ピストルが自死でなかったと思いたい

叙景といえどちょっと見るのが辛かった。
最後に安心しかけたところでまさかだった。
函館の情緒と場末感がたっぷりだった。

なぜかタイトルが覚えられずにずっと炭鉱叙景詩だと思い込んでる。

函館！函館って意外と狭い街なんだよね。住んだことはないけど、あんな空気かもしれない。「そこのみにて」もそう。海があるのに、何か閉塞感がある。

「叙景」の名に相応しくほぼエンタメ要素を排除している。
そのせいで函館3部作の中で最も重苦しい。重苦しさ堪能系。

途中の田舎のキャバクラ、マジで地獄だと思った。

大きな出来事は起こらないわけではなくいつのまにかに巻き込まれている。海炭市に生きる市井の人々の話。原作ラストのある一節には泣かされた。音楽すごく良い。

ようやくの鑑賞。数々のあるあるネタに加え、寒々しい雪国で心の痛みは倍増するも、時折流れるジム•オルークの優しい音楽に癒される。あぁ、ネコちゃん帰ってきて良かったね。傑作。

一節だけが載っている、中のみえない小説を買ったらこれだった

とにかくほぼ全編重くて暗い…。見ていてどんどん暗い気持ちにさせてくれる。この映画は一体何なんだろと思って見進めていたけどいつのまにか引き込まれていた。この映画にしかない特有の良さがあった。

寒くて、暗くて、重い。工場で働く今になってみると、造船所が醸し出す雰囲気がより真に迫ってくる。みんな生きているし、他人事ではない。