ナポレオン

死刑にいたる病のナポレオンのレビュー・感想・評価

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
4.0
終始重たく、暗い。
阿部サダヲの狂気が凄まじい。我々が普段接している”いい人”も、実は榛村のような裏があるのではと考えると怖い。誰しも弱みにつけ込まれる可能性があると思わざるをえない作品だった。

尺は短いものの、拷問シーンを直接的に描いており狂気さが際立っていた。そして冒頭の榛村の行動の見方が、終盤の展開で変わった時ゾッとした。加えてラストシーンも怖い。