このレビューはネタバレを含みます
期待値が高すぎて、ちょっと拍子抜けしました…。
思ってたよりも、サスペンスというよりグロ要素が強くて、やや痛々しいシーンが多かったです。わりかし淡々と進む物語に、ややテンポの悪さを感じました。
最初のシーンは、ああ桜が綺麗でいい季節やねぇ〜なんて(笑)思いながら見てしまいました。(笑)
アベサダがとにかく流石の演技でした。所々にアベサダの視線が自然と爪にいっているのが凄かったです。が、正直ほかの方々の演技がイマイチ過ぎて…。そこが気になってしまいました。細部の役者にまで力を入れているようには思えず…。皆さん頑張っていらっしゃったけど、アベサダがとにかく光って見えました。それは意図的に、なのかもしれません。いかにアベサダに惹かれないようにするかが、この映画の鍵を握っているように思えました。惹かれたら最後…。
魅せたい、観客にわかって欲しい要素をたくさん詰め込んだせいで、やや分かりにくくなってしまったように思います。見終わった後もモヤッとしました。あのシーンは必要だったかな…と思うシーンが沢山ありました。なんとも消化不良。唯一、ガラス越しの２人を写したシーンは、ガラスを上手く利用して撮っていて、2人の気持ちが重なるように２人が写るところは、見ていて面白かったです。個人的にはあんまりオススメできない映画でした…すみません。爪フェチの方は是非どうぞ。(笑)
余談、主人公の男の子がイケメンで、それだけで頑張って見れました(笑)
