爪が綺麗だから好きになったのか、好きになった人の爪がたまたま綺麗だっただけなのか?
どちらにせよ、好きな人の身体の一部を剥ぎとって持っていたいと思う人はサイコパスであり、最愛の人がそうだと知った時の情動はいかなるものか。
しかし人間とは語らないだけで、案外こうした嗜好? を持った人は珍しくないのかもしれない。
それでも極めてフツーにしか見えない人間がそれを告白すると、その衝撃は量り知れない。
何を書いているか自分でもよくわからないが、とにかく日本でもこういった黒くて昏い映画をサラッと撮れる監督がいることは、なかなか凄いことだ。