夕凪

死刑にいたる病の夕凪のネタバレレビュー・内容・結末

死刑にいたる病(2022年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

原作未読。予告や番宣程度の知識で観た為(主に阿部サダヲ目当て)、冒頭からグロくて正直この後、耐えられるのかと早々に思ってしまった。
本編上映前の予告がやたらとホラー系が多いな…と疑問だったんだけど納得。思ってたのと違う(笑)館内が寒過ぎたのは、何もエアコンだけでは無い(汗かいてたから余計に…折角買ったアイスコーヒー飲み忘れていた)筈。

どちらかというと世間一般的にはコメディー色強めの役が多い印象かなと思うし、何をやらせても本当に上手いな~とドラマ、映画、舞台どれも良くて…大好きな俳優さんだが、ビックリした。
何だか何時もより黒目がちの瞳が本当に怖かった(虚無感も)。原作に容姿等の描写があるのか不明だが(既読の方の感想でも違和感無いようだし)、パン屋さんの時は万人受けしそうな人当たり良さそうな雰囲気なのに…
途中、面会時のアクリル板越しの2人の顔が重なっていたのが、後半(人を殺しかけた後)、態とズラしていたのが良かった。
原作では担当弁護士も洗脳されているらしいが(獲物への手紙等々協力)、映画ではそう見えなかったけれど、あれは雅也をのめり込ませる為にわざと突き放した言い方をしたのだろうか…
夕凪

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