このレビューはネタバレを含みます
阿部さんが主演の作品、多分初めて観たけど、静かに狂気を表す役が凄い合ってた。
ただ映画館で久しぶりに観たからかな。
爪を剥がすシーンや、拷問を受けて今にも手や足が千切れそうになりながら地べたを這いずる被害者よりも、サークルの人の自己愛にまみれて強くなった気でいる人を見下すような態度、良い大人のくせに自分で酔いを管理出来ずに人に当たるおじさん、おじさんの顔のアップ、女が傷口を舐めるシーン、キスシーン。そっちの方が数倍気持ち悪くて吐きそうになった。
結局あの学生はシリアルキラーに死刑になるまで遊ばれていて、最後は真実に気がつくけど、仲良くなった女は既に洗脳されていたその絶望感で終わるのがよかった
あと若い頃の阿部サダヲの前髪分けた髪型が亀梨に似てて、それ以降そうとしか思えなくなった