レンタルにて視聴。
白石監督の作品とのことで楽しみにしていましたが、やっぱり楽しめました。怖い。
阿部サダヲさんの印象がマルモとかの優しい人のイメージが強かったので、そこをうまく利用された感じが良かった。
光を全く入れない黒い瞳が異質で怖い……
大学生の持て余した探究心や興味と、欠如した自尊心をうまく操縦している描写、見事に操縦されて心酔しているようにすら見える描写、見事でした。
見ている間にこちらも優しさに騙されていくような、けれど随所に差し込まれる犯行シーンで目が覚めて、退屈しなかった。
痛々しい描写は白石監督の得意分野ですね。思わず目を背けてしまった。
狂気の描き方が上手い。面白かったです。
